常同行動とは?繰り返す行動には“安心したい気持ち”が隠れていることがあります

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常同行動とは?繰り返す行動には“安心したい気持ち”が隠れていることがあります

こんにちは。ショートステイフレンドです。

 

お子さまの様子を見ている中で、

 

「同じ動きを何度も繰り返している」

「お気に入りの遊びをずっと続けている」

「急に体を揺らしたり、手をひらひらさせたりする」

 

そんな姿が気になったことはありませんか?

 

こうした行動は、「常同行動(じょうどうこうどう)」と呼ばれることがあります。

 

初めて見ると、「止めたほうがいいのかな」「発達に関係があるのかな」と不安になる親御さんも多いと思います。ですが、常同行動には、お子さまなりの理由がある場合が少なくありません。

 

今回は、常同行動について、特徴や原因、関わり方のポイントをわかりやすくご紹介します。

 

常同行動とは?

 

常同行動とは、同じ動きや行動を繰り返すことを指します。

 

たとえば、手をひらひらさせたり、体を前後に揺らしたり、同じ言葉を繰り返したりする行動などがあります。特定のおもちゃを並べ続ける、同じ動画を何度も見たがるといった様子も、常同行動の一つとして見られる場合があります。

 

発達特性のあるお子さま、とくにASD(自閉スペクトラム症)のお子さまによく見られる特徴ではありますが、必ずしも発達特性がある場合だけに起こるものではありません。

 

小さいお子さまでは、成長過程の中で一時的に見られることもあります。

 

大切なのは、「変わった行動」と決めつけるのではなく、「なぜこの行動をしているのだろう?」という視点を持つことです。

 

常同行動が見られる理由

 

常同行動には、さまざまな理由があります。

 

一見すると意味のない行動に見えることもありますが、お子さま本人にとっては「安心するため」「気持ちを整えるため」の大切な行動になっていることがあります。

 

特に発達特性のあるお子さまは、感覚や気持ちの整理が難しいことがあります。そのため、不安や緊張を落ち着かせる方法として、同じ動きを繰り返すことがあるのです。

 

たとえば、大きな音が苦手なお子さまが、人の多い場所で体を揺らしている場合があります。また、急な予定変更が苦手なお子さまが、不安を感じたときに同じ言葉を繰り返すこともあります。

 

つまり、常同行動は「困らせるため」ではなく、「自分を守るため」にあらわれている場合があるのです。

 

感覚を整えるための行動であることもあります

 

発達特性のあるお子さまの中には、感覚が敏感だったり、逆に刺激を感じにくかったりするお子さまがいます。

 

そのため、自分の感覚を整えるために常同行動を行う場合があります。

 

たとえば、回転する動きが好きなお子さまは、「回る感覚」が心地よく感じられているのかもしれません。手を目の前で動かす行動も、光や動きの見え方を楽しんでいることがあります。

 

大人でも、緊張したときにペンを回したり、無意識に足を動かしたりすることがありますよね。それと同じように、お子さまにとって常同行動が「落ち着く方法」になっていることがあります。

 

無理に止めようとしないことが大切です

 

親御さんとしては、「周りの目が気になる」「このままで大丈夫なのかな」と不安になることもあると思います。

 

ですが、常同行動を無理に止めようとすると、お子さまがさらに不安定になってしまうことがあります。

 

常同行動は、お子さま自身が安心するために行っている場合があるため、急に止められることでストレスが強くなってしまうこともあるのです。

 

もちろん、

 

・自分を傷つけてしまう

・周囲との生活に大きな支障が出ている

・危険につながる

 

このような場合には、専門機関へ相談しながら対応を考えていく必要があります。

 

ですが、まず大切なのは、「やめさせること」ではなく、「なぜその行動をしているのか」を理解しようとすることです。

 

常同行動が増えるタイミングを観察してみましょう

 

常同行動には、きっかけがある場合があります。

 

たとえば、

 

・疲れているとき

・初めての場所へ行ったとき

・音が大きい場所にいるとき

・予定変更があったとき

 

など、不安や刺激が増える場面で強くあらわれることがあります。

 

そのため、「どんなときに増えるのか」を観察することが大切です。

 

原因が見えてくると、お子さまが安心できる環境を整えやすくなります。

 

たとえば、予定を事前に伝えたり、落ち着ける場所をつくったりするだけでも、不安が軽減される場合があります。

 

ショートステイフレンドで大切にしていること

 

私たちショートステイフレンドでは、常同行動を「困った行動」と決めつけないようにしています。

 

その行動の背景には、

 

「不安」

「緊張」

「安心したい気持ち」

 

が隠れていることがあるからです。

 

だからこそ、「やめなさい」と制止する前に、「今どんな気持ちなんだろう」と考えることを大切にしています。

 

また、お子さま一人ひとりに合わせた過ごし方を意識し、安心して過ごせる空間づくりを行っています。

 

初めての場所が苦手なお子さまには、少しずつ環境に慣れてもらえるよう、無理のない関わりを心がけています。

 

ご自宅や学校への送迎にも対応しているため、「移動が不安」「慣れない場所が苦手」というお子さまにも、できるだけ安心して利用していただけるよう努めています。

 

親御さん自身も、無理をしすぎないでください

 

常同行動があると、「ちゃんと育てられていないのでは」と悩んでしまう親御さんもいらっしゃいます。

 

ですが、常同行動は親御さんの育て方が原因ではありません。

 

お子さまの特性や感覚の違いによってあらわれることが多くあります。

 

毎日向き合いながら悩み、考え続けていること自体、お子さまにとって大きな支えになっています。

 

だからこそ、一人で抱え込まず、周囲の支援やサービスを頼ってください。

 

まとめ|常同行動とは、お子さまなりの“安心する方法”かもしれません

 

常同行動とは、同じ動きや行動を繰り返すことです。

 

一見不思議に見えることもありますが、その背景には、

 

「安心したい」

「気持ちを整えたい」

「不安を落ち着かせたい」

 

という、お子さまなりの理由が隠れている場合があります。

 

大切なのは、「止めること」ではなく、「理解しようとすること」です。

 

ショートステイフレンドでは、お子さま一人ひとりの特性や気持ちに寄り添いながら、安心して過ごせる場所づくりを大切にしています。

 

札幌市内でショートステイをお探しの方、日々の子育てでお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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