「表出性言語障害」とは?言葉がうまく出てこないお子さまへのサポートを考える

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「表出性言語障害」とは?言葉がうまく出てこないお子さまへのサポートを考える

こんにちは、ショートステイフレンドです。

 

お子さまとの日常の中で、「言いたいことがあるのにうまく言葉にできない」「発音がはっきりしない」「2語文がなかなか出てこない」…そんなもどかしさを感じたことはありませんか?

 

今回のコラムでは、表出性言語障害に注目しながら、言葉が出にくいお子さまの特徴や支援のポイント、そしてご家庭での関わり方について、わかりやすくお伝えしていきます。

 

表出性言語障害とは?言いたいのに言えない、伝えられない

 

「表出性言語障害(表出性言語発達障害)」とは、理解力には大きな問題がないにもかかわらず、「言葉を話す」「言葉を組み立てる」といった発語や会話表現に困難が見られる状態を指します。

 

たとえば、以下のような特徴が見られることがあります。

 

・単語は知っていても、文章として話すのが苦手

 

・発音が不明瞭で、何を言っているのか分かりにくい

 

・2語文や3語文がなかなか出てこない

 

・話す量が少なく、あまりしゃべらない

 

・自分の気持ちをうまく言葉にできない

 

これらは、単なる「個性」や「ゆっくり屋さん」として見過ごされがちですが、適切な支援が必要な「言語障害」の一種です。

 

表出性言語障害の背景には、発達の特性や脳の言語処理機能の未成熟、家庭内の言語環境など、さまざまな要因が関係していることがあります。

 

言葉が出にくいことは、子どもの「心のサイン」でもあります

 

話したいのにうまく言葉にできない。思っていることを伝えられない。

それは、お子さまにとって大きなストレスや不安につながります。

 

周囲の大人から「なんで言わないの?」「もっとちゃんと話して」と言われたり、お友達に言いたいことが伝わらなかったりすると、「話すのがこわい」「自分の気持ちは伝わらない」という否定的な感覚が心に残ってしまうこともあるのです。

 

だからこそ、言葉が出にくいお子さまには、「まずは気持ちを汲み取ってあげること」「言葉以外の表現にも目を向けること」がとても大切です。

 

私たちショートステイフレンドでも、お子さまが言葉でうまく伝えられないときには、表情やしぐさ、まなざしなどを通じて気持ちを受け取るようにしています。

 

早期の気づきと支援が、未来のコミュニケーションを広げます

 

表出性言語障害は、早く気づいて適切な支援を始めることで、スムーズに改善に向かうケースも多くあります。

 

未就学期のお子さまであれば、児童発達支援や言語聴覚士による訓練、小学校以降であれば通級指導や特別支援学級でのサポートなど、さまざまな支援制度が活用できます。

 

大切なのは、「気になるけれど、もう少し様子を見ようかな」と先延ばしにするのではなく、「専門の人に相談してみよう」と一歩踏み出すことです。

 

親御さん自身が安心して相談できる場所があるだけで、気持ちがラクになることもあるのではないでしょうか。

 

ショートステイフレンドでもできること

 

私たちショートステイフレンドでは、「表出性言語障害があるから、利用できないのでは…」と心配される親御さんの声をよく聞きます。

 

でも、ご安心ください。

 

言葉がうまく出ないお子さまでも、表現方法は言葉だけではありません。

手を引く、うなずく、指差しをする、視線を送る。

そういった小さなサインにも、私たちはできる限り丁寧に応えたいと思っています。

 

また、お子さまのペースに合わせて接し、無理に言葉を引き出すのではなく、「伝わる」「わかってもらえた」という安心感を積み重ねることを大切にしています。

 

初めての環境では緊張して黙ってしまうお子さまも多いですが、少しずつ心を開いてくれる瞬間は、私たちスタッフにとっても大きな喜びです。

 

ご家庭でできることは?「話させる」より「共に感じる」姿勢を

 

言葉が出にくいお子さまに対して、ご家庭でできることもたくさんあります。

 

たとえば…

 

・お子さまの行動に対して「●●したかったんだね」「嬉しかったんだね」と言葉を添えてあげる

 

・選択肢を見せて「どっち?」と楽しくやりとりする

 

・絵カードや身ぶりを使って遊ぶ

 

お子さまが話したときには、しっかり目を見て返事をする

 

大事なのは、「ちゃんと話させよう」と思いすぎないことです。

 

言葉が出ないときも、「そのままのあなたで大丈夫だよ」という安心感を伝えることが、信頼関係につながり、結果的に言葉の自信にもつながっていきます。

 

まとめ|表出性言語障害のある子どもたちに、あたたかな関わりを

 

「言いたいことがあるのに、うまく言葉にできない」

そんなもどかしさを抱えたお子さまたちは、日常の中でたくさんの努力をしています。

 

私たち大人にできるのは、言葉の量よりも、心のやりとりに目を向けること。そして、子どもたちのペースを大切にしながら、少しずつ安心できる環境を増やしていくことです。

 

ショートステイフレンドは、表出性言語障害のあるお子さまやそのご家族にとっても、頼れる「もうひとつの居場所」でありたいと願っています。

 

「うちの子でも利用できるかな?」と迷ったときは、ぜひ一度ご相談ください。

送迎対応・見学も承っております。

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