障がいのあるお子さまの通所支援とは?ご家庭に寄り添う“もうひとつの選択肢”を

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障がいのあるお子さまの通所支援とは?ご家庭に寄り添う“もうひとつの選択肢”を

 

こんにちは。ショートステイフレンドです。

 

障がいのあるお子さまを育てる中で、「子どもにとって安心できる場所はどこか」「家庭以外の環境で、もっと成長のチャンスを広げてあげたい」と感じる親御さんは多いのではないでしょうか。

 

そんなときに検討されることの多いのが通所支援です。

 

今回は、障がいのあるお子さまがいらっしゃるご家庭へ向けて、通所支援の基本的な仕組みから利用目的、私たちショートステイフレンドが大切にしていることまで、わかりやすくご紹介します。

 

通所支援とは?家庭と地域をつなぐ大切な福祉サービス

 

通所支援とは、障がいのあるお子さまが、保護者と一緒ではなく、一人で通ってサービスを受ける福祉支援のことを指します。自治体によって運営や内容は多少異なりますが、主に以下の2種類に分けられます。

 

・児童発達支援(未就学児向け)

 

・放課後等デイサービス(就学児向け)

 

どちらも、お子さまの発達支援や日常生活の補助、集団活動を通じた社会性の育成などを目的としています。

 

障がい児の通所支援として注目されるこれらのサービスは、ご家庭での子育てだけでは補いきれない部分を支え、子どもたちにとって「第二の居場所」となることを目指しています。

 

通所支援を利用するメリットとは?

 

障がいのあるお子さまにとって、通所支援はただの“預かり場所”ではありません。

 

専門的なスタッフによる支援を受けながら、少人数のグループの中で過ごすことで、他者との関わり方を学び、言葉や運動、生活動作など、日々の中で身につけていく力を育んでいきます。

 

一方、親御さんにとっては、通所支援を利用することで「わずかでも自分の時間ができる」「仕事や通院などがスムーズになる」といったメリットがあります。

 

なかには、「今までは家族以外の人に預けるのが不安だったけど、通所支援を利用してから、子どもにいい変化が見えた」とお話しされる方もいらっしゃいます。

 

ショートステイと通所支援のちがいとは?

 

「ショートステイも通所支援も、子どもを預かってもらえるサービス」というイメージを持たれることも多いですが、実際には役割が異なります。

 

通所支援は、定期的・継続的な発達支援を目的とし、日中に通って療育や集団活動を受ける場所です。計画的に支援が行われ、子ども自身の成長を促すためのプログラムが組まれています。

 

一方、ショートステイは“短期入所”という言葉が示すように、親御さんの休息や急な用事への対応など、一時的なケアが中心となります。お子さまの生活支援をしながら、家庭の代わりとして安心して過ごせる場を提供するのが目的です。

 

私たちショートステイフレンドでも、通所支援とは異なる役割として、清田区・東区・中央区・北区・白石区・厚別区・豊平区・南区エリアのご家庭をサポートしています。

 

通所支援の対象は?どんな子が利用できるの?

 

通所支援は、基本的には自治体で交付される「通所受給者証(児童発達支援・放課後等デイサービス)」を持っているお子さまが対象です。

 

障がいの種別(知的・発達・身体・医療的ケアが必要など)を問わず、一人ひとりの状態に応じて利用が可能です。未就学児であれば「児童発達支援」、小学校から高校までの就学児童は「放課後等デイサービス」に区分されます。

 

また、子どもによっては、通所支援とショートステイを併用して利用されるご家庭もあります。たとえば、平日は通所支援に通い、親御さんの体調がすぐれない日や土日などにショートステイを活用するといったスタイルです。

 

お子さまのペースやご家庭の事情に合わせて、無理のないかたちで組み合わせていけるのも、通所支援とショートステイの良さといえるでしょう。

 

「通所支援を始めるか悩んでいる」そんな方へ

 

「うちの子でも通えるのかな…」「通所支援に行って、かえって疲れてしまわないかな…」と、最初の一歩に不安を感じる方も少なくありません。

 

でも、通所支援は「子どもの可能性を広げてあげる」という前向きな選択です。

 

私たちショートステイフレンドにも、通所支援と併用しながら利用されているご家庭がたくさんあります。利用を迷っている方には、まずは見学やご相談をおすすめしています。直接施設を見て、スタッフと話してみることで、「ここなら安心して任せられる」と思えるかもしれません。

 

自治体によっては、通所支援を希望する際に相談支援専門員を通じた計画書の作成が必要になります。手続きに関しても、わからない点があれば遠慮なくお問い合わせください。

 

まとめ|ショートステイや通所支援は、子どもと親のどちらも支える“地域の味方”

 

障がいのあるお子さまが、家庭以外の場所で安心して過ごせる。それは、子どもにとっての成長のチャンスであり、親御さんにとっての心の余裕でもあります。

 

通所支援は、「がんばりすぎない子育て」を実現するための手段のひとつです。

 

そして、私たちショートステイフレンドは、そんな通所支援と連携しながら、必要なときに頼れる場所として、地域の親子に寄り添っています。

 

「もっと安心して暮らせる毎日をつくるために」──通所支援やショートステイの活用を、ぜひ選択肢のひとつに加えてみてください。

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